のびた雑草を土にすきこみ耕耘する。

島で生まれた資源を循環させる農業を実践し、畜産業者からいただく牛糞を堆肥化させ甘藷栽培に必要な畑の栄養分を補完する。

前年度に収穫した形の良い種イモを大切に保管し、品種別にハウスの中で育苗する。

太陽光により、温度の上がったハウス内では発芽が確認され、生命の力強さを感じさせながら勢いよく生長する。

マルチシートを張り、甘藷が大きく育つ環境を整える。
植付け前の保温保湿効果と雑草対策を兼ねる大事な準備となる。

苗つるを切り取り、植え付けに備える。

雨の前日や天候状況を考慮し、１本１本丁寧に植え付ける。

梅雨時期から夏場にかけて、雑草が生い茂らないようにこまめに除草作業を行う。

芋つるが、畝間を覆うように生長すると雑草対策が万全となる。
海と山から心地よくなびく島風と荒々しく吹く台風が逞しい甘藷を実らせる。

甘藷に栄養を送り生長を促すために、畑いっぱいに伸びたつるを刈りまとめる。
ビニールマルチの除去も行い収穫を迎える。

顔よりも大きく豊満に育った甘藷、２ｔずつ仕込みに合わせて収穫する。
島の人との農作業で畑は笑顔で包まれ、豊作に感謝する。